パン作りの実習と講義
パン作りの基本は、こねることからはじめます。小麦粉とイースト菌、塩などを混ぜてよくこねて、生地をつくります。粉と水がよくなじみ、原料の生地が熟成して香りのよい風味になるようにするのです。
そして、生地を発酵させるのです。発酵温度はイースト菌が活動しやすい温度の32度から35度、こね上げ温度は、24度から30度の範囲ということで、温度が大切なのです。発酵は一次発酵、分割して成形しての二次発酵です。成形はパンの表情をつくる大切な作業です。無理にのばしたりまるためたりすると焼いときに破裂の原因になります。休ませながらやさしく扱うのです。平均的にふくらむように、かみそりなどの形をいれての最終発酵とがあります。
そして、焼いて生地に火を通す工程の焼成になります。
問題(1)
生徒たちが演習室でまずパンとピーナツバターを つくっていました。
Aクラスは月、水、木曜日の午後 Bクラスは火、木、土曜日の午後
演習時間は14時から17時の3時間です。また、AとBクラスはそれぞれ半分に分けました。
A1グループがパンを、 A2グループがピーナツバターをつくります。
次の日はA1グループがピーナツバターを、 A2グループがパンをつくります。
Bクラスも同じです。
パンはまず麦粉を使います。
慣れた後、米粉を使ってつくります。大きな挑戦です。
写真は麦粉のパンです。
生徒たちは「青いストライプ」のエプロンをかけます。
先生は「茶色のストライプ」のをつけます。